震災時について
岩手・宮城内陸地震(平成20年6月14日)、東日本大震災(平成23年3月11日)、能登半島地震(令和6年1月1日)。人々の生活を一瞬にして変えてしまいます。
弊社の災害規定で、震度5以上を記録した場合、深夜であろうと、身の安全、家族の安全を考慮しながら、可能な限り出社し出動要請に備える事になっています。これまで2回程、未明に出社した記憶が有ります。出動には至りませんでしたが、緊張した時間でした。
岩手宮城内陸地震の時は、震源が近かったので特に奥州市若柳地区は、送水管・配水管の損傷で漏水修繕に走り回った記憶に新しいです。施工当時、平成6年頃の配管は、ダクタイル鋳鉄管A型の継手で、屈曲部前後には離脱防止金具(抜け防止)が使われていますが、直管部分は普通継手と言って、抜け防止機能の無い継手が使われています。坂の法面が崩れ、配管もそのまま押し出されて配管が抜けてしまい漏水が発生しました。坂の上に配水施設があり、浄水施設から配水施設まで送水する主要な配管でした。当時近くの配水施設から、この配水施設まで仮設配管で、この配水施設まで水を送っていました。地元業者総出の復旧作業で乗り切ることが出来ました。
現在の胆沢ダムが完成する前は、その奥に水源があり、その導水管(水源から浄水施設におくる配管)も震災で寸断され、仮設配管を路肩に布設しました。これも地元業者総力で乗り切れたわけです。市内からひめかゆ温泉への市道路に、埋設されている配管は、耐震管(NS)で施工され、同地震で道路はボコボコでしたが、配管は破損せず無事でした。耐震管の威力を体感したところです。
写真は平成20年6月当時の写真です。
備えあれば
最近読んだ記事のなかで、「トイレの水が出ないとき、お風呂の汲み水をながす」は✖だそうです。大規模災害だと、下水道管から汚水が溢れるからだそうです。しかし、都会と違って田舎はそんな心配は要らなさそうで、あっちこっち下水道管布設工事が現在行われています。
最近の便器は自動で洗浄するのが多いのですが、手動で洗浄できる様になっています。最近では、停電時に電池でリモコン洗浄ができるタイプもあるようです。水が出ない場合は、バケツで水を流さないといけないです。冬場は、循環の凍結防止で浴槽に水を張って置くので心配ないです。
飲食には、ペットボトルの買い置きは大事です。最近は、エコキュートを設置されているところが多いので、300L~500Lは貯まっていますから、これで少々の断水には対応できそうです。
東日本大震災の時は、水道は出ましたが、停電が1週間程ありました。会社では、発電機が数台あったので、それで何とかできました。震災当日夕方に、消火栓の漏水で出動、夜間作業で修繕を行っていました。寒い夜でしたので、被災された方の絶望感は計り知れません。
年末になり、今年の元旦の地震が蘇ってきます。今年もあと僅かです。今一度、水、非常食の準備、家具等の転倒防止の確認作業行いたいものです。